岩手県盛岡市 糖尿病専門医のいるクリニック


持続皮下グルコース測定のススメ いしい内科・糖尿病クリニック

持続皮下グルコース測定(CGM)のススメ

いしい内科・糖尿病クリニックでは、「持続グルコース測定の検査」を健康保険の保険適応で実施できます。

血糖値の変動や、自分では気づくことが出来なかった「夜間の低血糖の有無」を知ることができます。

それまで測定が難しかった血糖値の変動を把握できるようになり、より適切な治療方針が期待できます。

いしい内科・糖尿病クリニックの持続皮下グルコース測定
当院の持続皮下グルコース測定(CGM)はフリースタイルリブレプロを使っています。

持続皮下グルコース測定(CGM)でできること

1日の血糖値の変動がわかります

持続皮下グルコース測定(CGM)検査は、二の腕などに専用のセンサーを装着して、皮下のグルコース値を連続して測定します。

簡単に装着できて、日常生活への影響はありません。
また血糖変動を詳しく知ることができるので、よりよい血糖コントロールが可能になります。

「点」から「線」へ

血糖トレンドを知りましょう!

血糖トレンドを知りましょう!|◆点ではなく→曲線で見る◆血糖トレンドを見ることで日々の不安や疑問に対する答えが見えてくるかもしれません。|いしい内科・糖尿病クリニック

自己血糖測定器(SMBG)では、測定した時点の血糖値は分かりますが、それ以外の血糖トレンドを把握することは困難です。

一方、約2週間皮下のグルコース値を連続で測定するCGMは、24時間のグルコース濃度(ほぼ血糖値と同じ値)がどのように変動しているか曲線で把握することができます。

持続皮下グルコース測定(CGM)とは

二の腕などに専用のセンサーを装着し、24時間連続で皮下グルコース濃度の日内変動をみる検査です。

血糖値そのものではなく、血糖値と近い動きをする間質液中のグルコース濃度を測定します。

フリースタイルリブレ
血糖値の変動や夜間の低血糖の有無を知ることができます。
いしい内科・糖尿病クリニックの持続皮下グルコース測定
14日間まで測定することができ、全体の流れを中央値として知ることができます。

注意したい、食後高血糖と夜間低血糖

当院のCGMデータ いしい内科・糖尿病クリニック
高血糖の一方で、これまで見えなかった夜間の低血糖をとらえることができます。

血糖変動をみることのメリット

●食後高血糖(血糖値スパイク)の有無が確認できます

●夜寝ている間、知らないうちに低血糖になっているかどうか確認できます。

●HbA1cの値だけではわからない、「血糖コントロールの質」を把握できます。

CGMの装着について

■二の腕などに専用のセンサを留置します。

■CGMは小型で防水性です。

■CGM検査中は、入浴など普段と変わらない生活を送ることができます。

■CGM検査後、血糖変動のデータはグラフで表示されます。

■24時間の血糖変動傾向を把握することができます。最大で14日間まで測定することができます。

※CGMは血糖変動の傾向を把握するためのものであり、血糖自己測定に代わるものではありません。

次のような方にCGM検査がおすすめです。

■HbA1cがなかなか改善しない方

■「夜間の低血糖」や、「症状が出ない低血糖」が心配な方

■血糖値が安定しない方

■食後や眠っているときの高血糖が心配な方

■インスリンを使用している方

■生活が不規則な方

■暁現象(明け方に血糖値が上がる現象)の改善のために血糖変動を把握したい方

CGMは保険診療で検査可能です。

保険での対象

糖尿病の方(特に上記↑の方がおすすめです)

検査費用

4,020円(3割負担の方) ほかに再診料などがかかります。

測定期間

14日以内
 クリニックで装着して、約2週間後に来院していただきます。検査結果は当日すぐにお伝えします。
一人一人に合わせた糖尿病治療を提案します いしい内科・糖尿病クリニック
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