糖尿病専門医と整形外科専門医のいるクリニック
中の橋斉藤クリニック
中の橋斉藤クリニック 電話 019-601-2277
中の橋斉藤クリニックは盛岡で糖尿病専門医のいるクリニックです。
 

糖尿病について

「糖尿病」とは、すい臓から分泌される「インスリン」という血糖を下げる働きのホルモンの量が不足したり、働きが悪くなることで、血液中のブドウ糖(血糖)が高くなる状態(高血糖状態)が慢性的に続く病気です。
糖尿病には様々なタイプがありますが、大まかに①1型糖尿病、②2型糖尿病、③その他の原因による糖尿病、④妊娠糖尿病の4つに分類されます。

糖尿病の食事療法

当院は日本糖尿病学会が認定した糖尿病専門医が2名いるクリニックです。
型にはまった押し付ける食事療法ではなく、一人一人にあった食事療法を提案します。
また、従来の食事療法に加えて、必要に応じて「カーボカウント」による栄養相談も行います。

1日の適正なエネルギー量を知りましょう。

 血糖値の上がりすぎをおさえ、正常な状態に変えていくには、あなたが1日に必要なエネルギー量を知って、なるべく余分なエネルギー量をとらないようにすることです。

適正なエネルギー摂取量(kcal)=標準体重×身体活動量

食事療法のポイント

◆腹八分目とする。

◆食品の種類はできるだけ多くする。

◆脂肪は控えめに。

◆食物繊維を多く含む食品(野菜,海藻,きのこなど)をとる。

※玄米や麦ごはんなど、穀物からも食物繊維をとりましょう。

◆朝食,昼食,夕食を規則正しく。

◆ゆっくりよくかんで食べる。

●食べる順番も工夫しましょう。(野菜から食べ始める)

あなたに必要な栄養量を知りましょう。

 1日に必要なエネルギー量の次に大事なのが、栄養のバランスです。エネルギーのもととなる三大栄養素は、炭水化物・たんぱく質・脂質です。
●炭水化物:摂取エネルギーの50~60%
●たんぱく質:標準体重1kgあたり1.0~1.2g(1日約50~80g)
●脂質:摂取エネルギーの20~25%
食品交換表による食品の分類 中の橋斉藤クリニック

献立の基本である主食・主菜・副菜をそろえましょう。

3つの器でバランス食!

 主食(ごはん、パン、めん類など)、良質なたんぱく質を含むおかず(魚類、大豆製品、卵、肉類など)、野菜、きのこ、こんにゃく、 海藻、乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)、果物など1日の中でいろいろな食品を組み合わせて摂取することで、バランスのよい食事に近づきます。

ごはん130g≒糖質45g ごはん165g≒糖質60g ポテトサラダ100g≒炭水化物10g

高血圧のある方は塩分を控えましょう(1日6g未満)

中性脂肪が高い場合は、アルコールや果物の摂りすぎによって中性脂肪が増加することがあるので注意しましょう。

魚の油(EPA)は動脈硬化を防ぎます。魚も食べるようにしましょう。

食物繊維について

食物繊維とは

 食物繊維はたべても消化・吸収されることはありません。しかし、糖質の吸収をゆるやかにするなど、健康によい影響を及ぼします。食物繊維が多いと、 よくかむために満腹感が得られやすく、肥満予防につながります。また、脂質やコレステロールなどの吸収を抑えることで動脈硬化を予防することが期待できます。

食物繊維をたっぷりとる鍵は‟穀物”

 日常的に食物繊維をたっぷりとるには、毎日食べる主食、つまり穀物から食物繊維をとることが最も効果的です。食物繊維が豊富な玄米や、大麦が入った麦ごはんが おすすめです。

糖尿病の運動療法

「中等度の歩き」が効果的です。

ウォーキングなどの有酸素運動を軸として、体操とレジスタンス運動を組み合わせて運動するのが効果的です。

運動を楽しみましょう!

 毎日の運動療法のコツとしては、楽しみながら続けられる、自分にとって適切な運動を医師と相談しながらみつけて、それを実践していくことです。
 ただ運動療法を糖尿病治療の一環としてだけ捉えるのではなく、上手に体を動かすことで、レクリエーションとして楽しみ、潤いのある日常生活に変えていきましょう。

★運動療法を続けることのメリット

●血糖値が下がる
エネルギー源としてブドウ糖が消費されます。
血糖値が高くなる食後1~2時間に運動すると効果的です。
●血糖値をコントロールしやすくなる
筋肉が糖を取り込み、血糖値が下がりやすくなります。
●体重を減らす
運動により消費エネルギーを増やし、体重を減らすことにつながります。
●心肺機能が高まる
血行が良くなります。
血圧が下がり合併症予防につながります。
●善玉コレステロールが増える
動脈硬化予防につながります。
●他にも
筋肉がつき、身動きが楽になり活動量が増えることにつながります。
骨が丈夫になります。
ストレス解消につながります。

糖尿病の薬物療法(飲み薬)

病態に合わせて経口薬を使い分けます。

●インスリンの分泌を増やす薬

◆スルホニル尿素(SU)薬

○膵臓のインスリン分泌を促進します。
●起こりやすい副作用:低血糖、体重増加など

◆速効型インスリン分泌促進薬

○速やかに短時間膵臓のインスリン分泌を促進します。食後高血糖を改善します。(食直前内服)
●起こりやすい副作用:低血糖など

●インスリンの働きを改善する薬

◆ビグアナイド薬

○肝臓が糖を作るのを抑えます。また、糖の吸収を抑制したり、筋肉などでのインスリンの効きを改善する作用などがあります。
●起こりやすい副作用:下痢、悪心など※下痢や嘔吐が激しいときは医師へ相談してください。

◆チアゾリジン薬

○脂肪組織、筋肉、肝臓などに働きかけて、インスリンの体への効きを高めます。
●起こりやすい副作用:むくみ、体重増加など

●インクレチンの働きを改善する薬

◆DPP-4阻害薬

○膵臓に働くインクレチンというホルモンの働きを強めます。
●起こりやすい副作用:低血糖など(特にSU薬やインスリンと併用時起こりやすい)

●糖の吸収を遅くする薬

◆α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)

○小腸での糖質の消化・吸収を遅らせます。食後高血糖を改善します。(食直前内服)
●起こりやすい副作用:腹部膨満感、下痢、おならの増加など

●尿糖を増やし血糖値を下げる薬

◆SGLT-2阻害薬

○尿細管からのブドウ糖取り込みを阻害します。
●起こりやすい副作用:脱水、尿路・性器感染など

糖尿病の薬物療法(インスリン療法)

インスリンは怖くありません

 インスリン治療を始めたからといって,一生インスリンをやめることができなくなる,ということはありません。
 高血糖による悪循環(糖毒性)が主な原因で血糖が悪化した場合には,インスリン治療で糖毒性がなくなれば,血糖値が下がった後にはインスリンを再び自分の身体で作れるようになり,注射をやめることができることもあります。
 膵臓が休まることによってインスリン分泌機能を回復させると考えられています。

インスリンの分泌には、24時間ほぼ一定量を出し続ける基礎分泌と、食事を摂ることによって出てくる追加分泌の2種類があります。

 注射する部分は、一般的にお腹・腕(二の腕)・太ももです。体型によって好ましい部位が異なりますので、石井基嗣医師に相談をしてみるのもいいでしょう。
 注射は、毎回2~3cmずらすなど毎回注射を行う部分を少しずつかえるようにしましょう。

注射針の再使用は避けましょう。

  

診療時間

  日・祝
9:30~13:00
14:00~17:00
備考 ただし、土曜日は午前9:00~12:00
「治療に優しさ、人生に安心を」 中の橋斉藤クリニック
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