岩手県盛岡市 糖尿病専門医のいるクリニック
当院は日本糖尿病学会が認定した糖尿病専門医が2名いるクリニックです。
生活習慣に合わせて、お一人お一人に合わせたアドバイスをしています。
糖尿病は、インスリンが十分に働かず、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増える病気です。
膵臓の機能が低下してインスリンの分泌が不足したり、肥満になってインスリンの効き目が弱くなったりすると、インスリンが十分に働かなくなり、血糖値が高くなります。
テレビ岩手 「いわて元気〇(マル)」において、糖尿病について解説しました。
テーマ;1回目【糖尿病①症状と合併症】 2回目【糖尿病②治療法と血糖値スパイク】
糖尿病には様々なタイプがありますが、大まかに①1型糖尿病、②2型糖尿病、③その他の原因による糖尿病、④妊娠糖尿病の4つに分類されます。
毎日の運動療法のコツとしては、楽しみながら続けられる、自分にとって適切な運動を医師と相談しながらみつけて、それを実践していくことです。
ただ運動療法を糖尿病治療の一環としてだけ捉えるのではなく、上手に体を動かすことで、レクリエーションとして楽しみ、潤いのある日常生活に変えていきましょう。
●血糖値が下がる
エネルギー源としてブドウ糖が消費されます。
血糖値が高くなる食後1~2時間に運動すると効果的です。
●血糖値をコントロールしやすくなる
筋肉が糖を取り込み、血糖値が下がりやすくなります。
●体重を減らす
運動により消費エネルギーを増やし、体重を減らすことにつながります。
●心肺機能が高まる
血行が良くなります。
血圧が下がり合併症予防につながります。
●善玉コレステロールが増える
動脈硬化予防につながります。
●他にも
筋肉がつき、身動きが楽になり活動量が増えることにつながります。
骨が丈夫になります。
ストレス解消につながります。
○小腸から分泌される「インクレチン」というホルモンの働きを強めます。
その結果、血糖を下げるインスリン分泌を刺激し、血糖を上げるグルカゴン分泌を抑えます。
●高血糖時のみ効果を発揮するので、この薬だけでは低血糖を起こしにくい
いしい内科・糖尿病クリニックでは、ビグアナイド薬はメトホルミンを処方しています。
○主に 肝臓で糖が作られるのを抑えます。また、糖の吸収を抑制したり、筋肉でのインスリンの効きを改善する働きがあります。
●起こりやすい副作用:吐き気、下痢、食欲不振など
○脂肪組織、筋肉、肝臓などに働きかけて、インスリンの体への効きを高めます。
●起こりやすい副作用:むくみ、体重増加など
心臓や、腎臓を守る働きがあることが分かってきており、当院でも処方することが増えてきました。
○血液中の過剰な糖を尿中に排出させることで血糖値を下げる薬です。体重を減らす働きも期待できます。
●起こりやすい副作用:脱水、尿路・性器感染など
SU薬は少量のみとするように心がけています。
○膵臓のインスリン分泌を促進します。
●起こりやすい副作用:低血糖、体重増加など
○速やかに短時間膵臓のインスリン分泌を促進します。食後高血糖を改善します。(食直前内服)
●起こりやすい副作用:低血糖など
○小腸での糖質の消化・吸収を遅らせます。食後高血糖を改善します。(食直前内服)
●起こりやすい副作用:腹部膨満感、下痢、おならの増加など
GLP-1受容体作動薬は今まで注射しかありませんでしたが、飲み薬が新たに登場しました。
インスリン治療を始めたからといって,一生インスリンをやめることができなくなる,ということはありません。
高血糖による悪循環(糖毒性)が主な原因で血糖が悪化した場合には,インスリン治療で悪循環がなくなれば,血糖値が下がった後にインスリンを中止できる場合もあります。
膵臓が休まることによってインスリン分泌機能を回復させると考えられています。
いしい内科・糖尿病クリニックでは外来でインスリン、GLP-1受容体作動薬の注射製剤の導入が可能です。
外来で行う最大のメリットは、日常生活を続けながら治療ができるという点にあります。
ですが、インスリン注射の打ち始めは誰でもが不安であると思います。
いしい内科・糖尿病クリニックでは患者さんの不安を取り除くために、医師や看護師が丁寧に何度でもインスリン注射の方法を説明します。