岩手県盛岡市 糖尿病専門医のいるクリニック



境界型糖尿病(糖尿病予備群)

糖尿病予備群でも心筋梗塞や脳梗塞などになりやすいので注意が必要です

空腹時血糖が110~125 mg/dlの方、HbA1cが6.0~6.4%の方は、「糖尿病の疑いが否定できない」グループとされ、75gブドウ糖負荷試験の検査が推奨されています。

75gブドウ糖負荷試験
75gのブドウ糖を含んだ炭酸水を飲み、2時間後に血糖値を調べます。この値が200mg/dl以上で「糖尿病型」、140mg/dl以上で「境界型糖尿病(糖尿病予備群)」といいます。
75gブドウ糖負荷試験を行い、2時間値が200mg/dl以上で「糖尿病型」、140mg/dl以上で「境界型糖尿病(糖尿病予備群)」です。

従来こういった患者さんは診断されずに放置されたり、診断されても「糖尿病の気があります」とか「予備群です。糖尿病にならないように注意しましょう」という程度の指導で済まされてきました。 しかし最近では2つのリスクで注意が必要とされています。1つは、境界型糖尿病(糖尿病予備群)でも多くが糖尿病へ移行し、糖尿病特有の合併症(網膜症・腎症・神経障害)が出現することです。 2つめは心筋梗塞や脳梗塞の発症が「糖尿病型」で健康な人の3倍、「糖尿病予備群」でも2倍も高くなることです。

健康診断で「糖尿病の疑い」を指摘されたら

 健康診断で「糖尿病の疑い」を指摘された場合、当院では「明らかな糖尿病」を除いて、75gブドウ糖負荷試験をお勧めしています。
境界型糖尿病(糖尿病予備軍)」と「糖尿病型」を区別できるほか、インスリン分泌指数という、膵臓がインスリンを分泌する能力の指標が測定できます。

朝食をとらないで午前10時までに来院していただけた場合、当日に検査を行うこともできます。
※検査時間は約2時間かかります。

知っておきたい糖尿病予備群のこと

 ①糖尿病になる前に、糖尿病予備群の状態があります。

 ②糖尿病予備群は症状がありません。

 ③糖尿病予備群の状態から、狭心症や心筋梗塞のリスクがあります。

 ④現在の段階が、糖尿病予備群か糖尿病のどちらか調べる際に、75gブドウ糖負荷試験を行うことがあります。

 ⑤生活習慣の改善は、糖尿病への進行を大きく減らします。

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