岩手県盛岡市 肝臓専門医のいるクリニック
健康診断で肝機能の異常を指摘された場合の当院の対応について、ご案内します。
日本肝臓学会専門医(石井基嗣医師)が診療しています。
肝炎ウイルスが原因の肝疾患か、非ウイルス性の肝疾患であるのかを調べるのがまず検索の第一歩です。
わが国の慢性肝疾患の約7割がウイルス性肝疾患ですから、肝機能に異常がみられたらまず肝炎ウイルスの有無を確認しておく必要があります。
いしい内科・糖尿病クリニックでは毎年6月下旬~10月末まで肝炎ウイルス検診を行っているほか、保険診療ではいつでも肝炎ウイルス検査が可能です。
B型、C型肝炎ウイルスが肝機能異常の原因ではない場合、その他の検査が必要になってきます。
肝機能異常で意外に多いのが、薬剤による肝障害です。風邪薬を2,3日飲んだだけでも肝機能障害が起こることがあります。自己免疫性肝炎とは、本来ウイルスや細菌などの異物を攻撃して体を守るために働く免疫機能(自己免疫)に何らかの異常が起こり、自分の肝細胞を異物と勘違いして攻撃してしまう肝疾患です。
血液検査で抗核抗体やIgG高値がないかを調べます。
原発性胆汁性胆管炎とは、中年以降の女性に多く見られる、肝臓内の細い胆管を体内の免疫が破壊してしまう肝疾患です。
胆管が破壊されると胆汁の流れが悪くなり、肝臓内に炎症が起こります。
炎症が進行すると肝硬変や肝不全になることがあります。
肝臓がんなどの腫瘍がないかどうか調べます。
いしい内科・糖尿病クリニックでは腹部超音波検査で画像診断を行っています。
精密検査が必要な場合、いしい内科・糖尿病クリニックでは単純CTは岩手県予防医学協会、造影CTは岩手県立中央病院と連携し、検査を依頼しています。
※岩手県予防医学協会で検査を行う場合、当院から無料の送迎が可能です。
いしい内科・糖尿病クリニックでは腹部超音波検査で胆石の有無を調べることができます。