岩手県盛岡市 糖尿病専門医のいるクリニック

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糖尿病のシックデイについて

◆新型コロナウイルスで注意すること(糖尿病の患者さんへ)
 第5波は落ち着きつきましたが、岩手県でも新型コロナウイルス感染者がまだ検出されており、累計3482名の陽性者が確認されています。(令和3年10月1日現在)。
 糖尿病の方は新型コロナウイルスにかかると重症化するリスクがあるので、注意が必要です。糖尿病の方は、「こまめな手洗い」、「マスクの着用」などの衛生対策を徹底しましょう。
 糖尿病を治療していて、発熱などの際には、血糖値を下げる薬の調節が必要になることがあります。シックデイ(体調の悪い日)対策として詳しく説明します。

シックデイとは

 シックデイとは、糖尿病患者さんが治療中に風邪や発熱、下痢、吐き気などで体調不良になったり、食欲不振で食事ができない状態のことをいいます。

シックデイとは シックデイの対応策

シックデイでは血糖値が大きく乱れやすい

高血糖にも低血糖にもなりやすい

 糖尿病患者の人がかぜをひいたり、発熱・下痢・嘔吐などで体調が悪い日のことをシックデイと呼びます。
このような体調不良の日はインスリンが効きにくくなり、食事を摂らなくても血糖値が上がってしまいます
糖尿病患者さんはウイルスなどへの抵抗力が低くなっているので、感染症にかかりやすいといわれており、人一倍注意が必要です。
また、体調が悪く食事ができなかったり、嘔吐したりすることによって低血糖になる可能性もあるため、血糖値を確認する必要が大切です。

シックデイの対応策

シックデイについて正しい知識と対応が必要

 シックデイは安静にし、保温をすることが大切です。

シックデイの対応策

水分、食事のとり方

水分摂取を心がけ、脱水を防ぎましょう。

 

1000~1500mlの水やお茶をとることが目安です。
1回100~150mlを小まめに摂取することが大切です。
嘔吐や下痢がある場合は、ミネラル類も不足し、脱水も高度になります。
ミネラルを補うために野菜スープもおすすめです。

 また、低血糖を防ぐためには食欲がなくても炭水化物を補給することが大切です。
おかゆやうどん、果物やアイスクリームも食べやすく、おすすめできます。

インスリン注射をしている人は、食事がとれなくても基礎インスリン(効き目の長いインスリン)注射を半分くらいは続けます

【新型コロナウイルス】糖尿病の人が注意すべきポイント

手洗い
アルコール消毒

血糖コントロールが良好であれば健康な人と変わりない

まだまだ新型コロナウイルスと糖尿病との関連は分からないことが多いですが、米国糖尿病学会(ADA)の見解では、糖尿病があっても血糖コントロールが良好であれば、COVID-19による危険性は、糖尿病でない人と同等とされています。

いしい内科・糖尿病クリニック
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