岩手県盛岡市 糖尿病専門医のいるクリニック


高血圧について

高血圧とは、長い間血圧の高い状態が続くことによって、脳や心臓、血管などの臓器が痛んでいく全身性の病気です。高血圧の原因や症状と、血圧を下げる方法を紹介します。

そもそも血圧って何?

血圧とは、心臓から流れる血液が血管を押す力です。

第1診察室の血圧計|いしい内科糖尿病クリニック
心臓から送り出された血液が、動脈の壁に与えている圧力を血圧といいます。
血圧は、血管の中を流れる「血液の勢い」「血液の量」で決まります。
通常より狭い血管を血液が通ろうとすると血流の勢いが増して血圧が高くなります。この状態が高血圧です。
高血圧の状態が長く続けば、徐々に血管の内側の壁を傷つけ、ぼろぼろになっていきます。

現在、日本で広く採用されている血圧の診断基準は、世界保健機関(WHO)、日本高血圧学会などの基準で、最高血圧が140mmHg以上であるか、または最低血圧が90mmHg以上であることが高血圧とされています。

高血圧のいろいろなタイプ

高血圧にもいろいろなタイプがあります。タイプにより薬の種類や服用時間などが違うので、自分の血圧のパターンを知っておくことが大切です。

● 白衣高血圧

病院や検診で測定すると高血圧で、家では正常血圧というタイプの高血圧です。環境や心理的な影響を受け一時的に血圧を高くしてしまうと考えられています。

● 早朝高血圧

早朝高血圧は要注意!
脳卒中や心筋梗塞の引き金になる危険性があります。

家庭血圧や24時間血圧測定で、早朝に高血圧になるタイプです。早朝は血管が破れたり、血栓ができやすい時間帯です。そのため早朝は、脳卒中や心筋梗塞などの脳心血管病を起こしやすい時間帯といわれています。

● 夜間高血圧

家庭血圧や24時間血圧測定で、夜間に高血圧になるタイプです。

家庭血圧のススメ

糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)など生活習慣病はいしい内科・糖尿病クリニックへ。

高血圧があってもほとんど症状は出ません。家庭血圧を測定して、本当の血圧を知り、高血圧をみつけましょう。

家で毎日血圧を測り、記録して、医師に伝えることは診断や治療の参考になります。脳卒中や心筋梗塞の予防のためにも、できれば朝と晩にはかるようにしましょう。

家庭血圧の正しいはかり方

なるべく上腕ではかるタイプの血圧計を選びましょう。
 測定部位が心臓の高さと同じになる姿勢がおすすめです。

朝と晩に測定しましょう。
朝の測定:起きてから1時間以内・朝食前・服薬前
晩の測定:就寝前に

排尿を済ませ、1~2分椅子に座って安静にしたあとにはかりましょう。

原則2回測定し、その平均値を取ります。

測定した結果を血圧手帳に記入して、診察の際にお見せください。


家庭血圧記録ノート|いしい内科糖尿病クリニック
当院では家庭血圧を記入する手帳をお渡ししています。
お気軽にお申し付けください。

高血圧から起こる合併症

高血圧は別名「サイレントキラー」知らぬ間に病気に

高血圧は自覚症状がほとんどなく静かに進行します。血管に常に通常以上の圧力がかかるため、血管壁が厚くなり弾力性が失われ、内壁にコレステロールが沈着して動脈硬化が進みます。動脈硬化は高血圧を加速し、その結果さらに動脈硬化が進むという悪循環となります。

合併症は症状が出てから治療しても何らかの障害が残る場合が多いので、日頃から血圧の管理を行い合併症を予防することが大切です。

動脈硬化検査のススメ

高血圧の方は動脈硬化の検査をうけましょう!

動脈硬化

当院では血管の硬さや詰まりが約10分でその日のうちにに分かる血圧脈波検査(ABI)が受けられます。

健康保健で検査を受けることができます。

合併症の種類

●心血管障害:心肥大、心不全、狭心症、心筋梗塞 など

●脳血管障害:脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血 など

●腎機能障害:腎硬化症、腎不全 など

●血管障害:大動脈瘤 など

高血圧の治療

治療には薬物療法と非薬物療法がありますが、生活習慣の改善が重要です。

● 薬物療法

生活習慣を変えても、収縮期血圧を10~20下げるのが限界ともいわれています。血圧が下がるのを待ち続けていては、動脈硬化が進行してしまうため、早期に治療が必要な場合もあります。 その一つの目安が160になります(ただし、リスク因子によっても異なります)。高血圧が持続している方は、薬物治療を検討します。

血圧を下げるお薬は、多くの種類があります。どのお薬が良いかは、高血圧以外の病気の有無や他に内服している薬などにより変わります。当院では、単に血圧を下げるだけでなく、 一人一人に合った薬を選択するようにしています。

● 生活習慣の改善

日常生活の中で血圧を上げる原因となる生活習慣を改めることが重要です。

・塩分摂取制限
塩分をとりすぎると血液中の水分が増加し血圧が上がります。摂取量を1日6g以下を目指しましょう。
※極端な減塩は続かないので、現状より3g減塩から始めるのもいいでしょう。

・肥満の防止
肥満は血圧を上昇させます。適正体重、BMIで25を超えないようにします。
※体重を1kg減らすと血圧は4ミリ下がるとも言われています。

・禁煙

喫煙は 動脈硬化の原因となります。動脈硬化を防ぐならいしい内科糖尿病クリニックで
 タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ血液を流れにくくします。

・適量ならお酒は飲んでもOK!

自宅で飲んだワイン|いしい内科糖尿病クリニック
アルコールには血管拡張作用以外にストレス解消効果もあり、適度な飲酒は血圧に良いとされています。
食事中に飲むなら、降圧効果が期待されるポリフェノールを含んだ赤ワインがいいでしょう。グラスで2杯までを目安に楽しみましょう。

・ストレスの軽減
精神的な緊張は交感神経を刺激して血圧を上げます。
高血圧を防ぐには、ストレス解消も立派な対処法です。週末は仕事を忘れてストレス発散で血圧を下げましょう。

当院では皆様の健康維持のお役にたてるように努めて参りますので、お気軽にご相談ください。

高血圧の治療ならいしい内科・糖尿病クリニックまで
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